3Dモデリングで一緒に建物を考える
私たちはコミュニケーションツールとして3Dモデリングを使用し、建物をどうするか考えます。
ある住宅の実例を通して紹介します。
実例
1.敷地に対しての建物ボリュームを検討。
この場合南隣に建物があるのでリビングの日当たりがとれるよう調整。
2.全く別の案も考えてみます。
3Dで検討することによって、双方の案のメリット・デメリットが見えやすくなります。
3.大まかな案が固まりました。
白い壁と木のルーバーのイメージ。
4.色々な外観を検討
外観を変えて並べてみます。画面上で建物に近づいたり遠ざかったりして、様々な角度から検討可能です
5.前面の白い壁はタイルを使い、素材感を出します。
木のルーバーと相性が良さそうです。
6.内部も検討します。
白い壁と木のイメージを内部にも生かして全体の雰囲気が統一されてきました。
7.間取りも確認。
それぞれの部屋の広さ、建具の大きさ、家具の置き方などこの時点で確かめることができます。
8.2階の間取りも確認。
子供室の窓の位置は?寝室からベランダへのアクセスは?全て3Dで見ることができます。
9.この住宅、1階のリビングには大きな吹抜けがあります。
空間の縦の繋がりも実際の目線で確認。内装材の素材や色味も検討します(最終的には現場で決定する場合が多いですが)
10.設計終了段階です。
間取り、内外装がほぼ決まりました。
11.完成
初期段階では建物ボリュームや日当たり(季節や時間ごとの日当たりも分かります)の検討、設計半ばで外観や内装の確認。
最終的には建物の完成予想図になります。図面よりも分かりやすく、外観や室内の雰囲気も実際の目線で見ていただけますので、お互い新しいアイデアが生まれてくることが多いです。
もちろん店鋪や各種施設でも3Dモデリングは可能です。
(一般的な住宅程度の大きさであれば設計監理費用に含まれますが、施設など規模によっては別途費用が必要な場合もあります。その都度説明させていただきます)