一級建築事務所 南方設計

南方設計blog

既存下駄箱のカウンター

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2016年12月14日

神戸のマンション改装工事、下駄箱は立派なものが

取り付けられていたので既存のものを生かします。

ですがやはり経年劣化も大きいのでカウンター天板には

新しいメラミン化粧板を使用することにしました。

メラミンは非常に傷に強い建材で様々な部位に使われます。

種類も多彩で選択肢も多いですが、ここでは凹凸のある

濃い木目調のものを採用しました。

凹凸があることによって本物の木材と見比べても違和感が出にくくなります。

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ホールダウン金物

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2016年12月09日

海南の家、先日、建築金物が付き、中間検査を迎えました。
写真はホールダウン金物という建築金物で
コンクリートの基礎と、木造柱を結ぶものです。
金物の下の部分がコンクリート基礎の中に埋め込まれています。
建物が揺れて柱に引張の力がかかっても
柱が土台から抜けるのを防ぎます。

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職人の道具

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2016年11月22日

現場で職人さんの道具を見せてもらいました。
刃先が丸くなっている丸鉋です。
今回の改装工事では床に微妙な段差がつく箇所があったので
木の敷居をこの丸鉋でまる~く仕上げてくれるそうです。

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スリガラス、型板ガラス

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2016年11月17日

「海南の家」、一部窓ガラスの種類が決まってない所があったので
現場で検討しました。
左側がスリガラス、右側が型板ガラスです。
外部から室内が見えないのは同じですが、質感は随分違います。
昔はスリガラスに金色の文字で「○○米穀店」とか書いてる店が
あったなぁ、などと思い出しました。
現在の主流は型板ガラスですが、スリガラスも味があるな、と感じます。

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床柱と棟木

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2016年11月17日

神戸のマンション改装工事、
今回の場合子供さんも2人いることから個別に仕切れる部屋が
多い方がいい、という事でLDK+和室3部屋の
既存の間取りを踏襲しました。
LDKを少し広くし、収納は適宜増やして、
家族4人の生活に対応できるようにしました。
床の間は反対側の部屋の収納になるので無くなってしまいますが、
床柱は立派なのでそのまま残しておくことにしました。
勾配天井の一番上に入っている、桜の棟木も生かすようにしました。
小さいことですが50年前の記憶と風情の継承です。

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海南の家 上棟式

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2016年11月16日

本日は「海南の家」、無事上棟しました。
幣(へい)を東向けに取り付け、お酒と塩で
建物の四隅を清めます。
素晴らしい秋晴れを背景にした木造の軸組は
プレカットの精度も良く、非常に美しいものでした。
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現場状況

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2016年11月16日

神戸のマンション改装工事、現場は順調に進んでいます。
とはいえ築50年、施工的には一筋縄ではいかない所もあったようで、
流れに乗るまでは少し時間がかかったようです。
全ての壁を撤去するのではなく、ある程度生かしながらなので
古いものと新しいものが入り交じった雰囲気が出そうです。
あとは塗装などの仕上げ工事で、どこまで前の雰囲気を残すか、
が課題となりそうです。
この場所はこれから住まれる家族の祖父の住宅でした。
あえてその時代の痕跡を残すのもデザインの一要素だと思います。
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地盤改良

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2016年10月21日

海南の家、先日着工しました。
基礎工事に先立って地盤改良からです。
セメント系固化材を柱状に流し込み、杭となって家の基礎を支えます。
建坪38坪の家に柱状改良杭が37本。
間違いなく建物はしっかりすると思います。

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引き渡し

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2016年10月17日

古屋の家、先日竣工し無事引き渡されました。
ちょっと記念写真に、玄関の鍵を開けるシーンを撮らせていただきました。
というのも、工事中は現場関係者が仮の鍵を使っており、
正式な鍵を一度使うと仮の鍵が使えなくなるのです。
工事をする人から施主様へ家が引き渡った瞬間です。

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神戸の分譲マンション改装工事着工

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2016年10月11日

神戸分譲マンションの改装が着工できる運びとなりました。
先日、解体部分の確認や、細かい寸法の決定などのために現場へ。
築約50年のこのマンション、解体してみないと
配管、配線関係など分からないことも多そうですが、
施主様、施工者と密にコミュニケーションをとりながら仕事していきたいと思います。

そして和室の襖ですが何回貼り替えられているだろう?という事で
撤去予定の襖にカッターを入れてみました。
結果2回、元の襖紙に上貼りされてました。
50年で3枚ですから、襖紙もかなり耐久性があるのが良く分かりました。

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