一級建築事務所 南方設計

南方設計blog

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非統一感

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2017年01月17日

神戸のマンション改装工事、

正面の白い建具が既存のものを生かして襖紙を貼り替えたもの。

その右がシナベニヤで製作した四畳半の和室へ続くドア。

そのまた右が天井いっぱいまで開口を広げたシナベニヤの3枚引戸です。

それぞれ高さや素材が不揃いですが、何が何でも揃えなければならないという事も無くて

バリエーションが色々ある、という価値観もあると思います。

もちろんなるべく揃えた方が統一感がある、という価値観もありますが、

両者にそれぞれの良さがあるのではないかなあ、と感じています。

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六甲山の風景

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2016年12月22日

改装中の神戸のマンション、西側の窓からすてきな六甲山の眺望が得られます。

今回の改装に先立って、マンション全体の外壁補修工事があり、

そのときに施主様が外部サッシを新しいものに入れ替えてました。

前のサッシは4,50年前のもので非常に使いづらかったので、

絶妙のタイミングで外壁の補修工事があった、ということになります。

この日は気温も暖かく、窓を開けてると山あいの新鮮な空気が部屋に入ってきました。

 

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既存下駄箱のカウンター

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2016年12月14日

神戸のマンション改装工事、下駄箱は立派なものが

取り付けられていたので既存のものを生かします。

ですがやはり経年劣化も大きいのでカウンター天板には

新しいメラミン化粧板を使用することにしました。

メラミンは非常に傷に強い建材で様々な部位に使われます。

種類も多彩で選択肢も多いですが、ここでは凹凸のある

濃い木目調のものを採用しました。

凹凸があることによって本物の木材と見比べても違和感が出にくくなります。

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職人の道具

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2016年11月22日

現場で職人さんの道具を見せてもらいました。
刃先が丸くなっている丸鉋です。
今回の改装工事では床に微妙な段差がつく箇所があったので
木の敷居をこの丸鉋でまる~く仕上げてくれるそうです。

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床柱と棟木

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2016年11月17日

神戸のマンション改装工事、
今回の場合子供さんも2人いることから個別に仕切れる部屋が
多い方がいい、という事でLDK+和室3部屋の
既存の間取りを踏襲しました。
LDKを少し広くし、収納は適宜増やして、
家族4人の生活に対応できるようにしました。
床の間は反対側の部屋の収納になるので無くなってしまいますが、
床柱は立派なのでそのまま残しておくことにしました。
勾配天井の一番上に入っている、桜の棟木も生かすようにしました。
小さいことですが50年前の記憶と風情の継承です。

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現場状況

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2016年11月16日

神戸のマンション改装工事、現場は順調に進んでいます。
とはいえ築50年、施工的には一筋縄ではいかない所もあったようで、
流れに乗るまでは少し時間がかかったようです。
全ての壁を撤去するのではなく、ある程度生かしながらなので
古いものと新しいものが入り交じった雰囲気が出そうです。
あとは塗装などの仕上げ工事で、どこまで前の雰囲気を残すか、
が課題となりそうです。
この場所はこれから住まれる家族の祖父の住宅でした。
あえてその時代の痕跡を残すのもデザインの一要素だと思います。
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神戸の分譲マンション改装工事着工

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2016年10月11日

神戸分譲マンションの改装が着工できる運びとなりました。
先日、解体部分の確認や、細かい寸法の決定などのために現場へ。
築約50年のこのマンション、解体してみないと
配管、配線関係など分からないことも多そうですが、
施主様、施工者と密にコミュニケーションをとりながら仕事していきたいと思います。

そして和室の襖ですが何回貼り替えられているだろう?という事で
撤去予定の襖にカッターを入れてみました。
結果2回、元の襖紙に上貼りされてました。
50年で3枚ですから、襖紙もかなり耐久性があるのが良く分かりました。

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